糖質制限をすることを反対されたときの対処法
私の経験則ですが、まわりの人に自分が糖質制限を始めた・始める、ということを言うと、十中八九反対や、否定的な意見を言われます。
確かに、いきなり「もう糖質はとらない」とか、「ご飯とかパンは食べない」というと、「なんだこいつは?」と思われても仕方がない気がします。
しかし、そういったときに、まわりの人や、一人暮らしでない人であれば家族をどう説得するかは、なかなか難しい問題ではあります。
では、どのようにして、それらに対処していけばよいのでしょうか?
なぜ、まわりの人は反対するのか?
では、最初になぜそういった人々が、自分が糖質制限をすることに反対するのか考えてみましょう。
新しいものは否定する
これは日本人のよくない点だとは思いますが、基本的に日本の人は初めてやることや、新しいものを否定する傾向があります。
それは、日本人が保守的であり、経験からわからないことに対して拒絶感を覚える人種だからです。これは、多くの方に納得していただける事実だと思います(一応言っておくと、私自信日本人ですし日本人が嫌いとかそういうわけではなく、一般論としての話です)。
ですから、まず相手が否定から入っても、「仕方のないことだ」と思うようにしておきましょう。
健康的に問題があるのではないか、と思われる
次にあるのは、「糖質を完全に抜いて、問題があるのでは?」ということです。
ふつうの人は、普段の生活で毎日のように糖質を摂取しており、それによって病気になっているわけではないので、その生活を変えると逆に不健康になるのでは?と考えるわけです。
しかし、このサイトをいつも見ていただいている方はご存知かと思いますが、糖質は人間に不要な栄養素であり、たとえ摂取量が 0g でも問題ありません。むしろ、糖質を摂りすぎることにより、病気になるリスクが増えてしまいます。
https://lowcarb.y-temp4.com/post-478/
ですから、否定的な人にはそういったことを説明する必要がありそうですね。
糖質制限を否定されたときの対処法
では、実際に糖質制限をやめるべきだ・やらないほうがいいと言われた時に、どういった風に受け答えをすればよいか考えてみましょう。
糖質をとることに疑問を持ってもらう
まずは、普段の生活で当たり前のように糖質をとっている生活に疑問をもってもらうことが大切かと思います。
私たちは、普段から当たり前のように行っていることに対して、それが正しいかに関わらず、なんの疑問も持っていません。逆に、糖質をとった生活の整合性を説明できる人のほうが少ないでしょう。
人はもともと、白米やパンといった食材を食べて生きる生物ではありませんでした。しかし、これらのをつくるコストが下がり、効率化され、大量生産が可能になったことから、当たり前のように食べるようになってしまいました。
しかし、健康的な観点から言えば、糖質をとることはやはりおすすめできません。
相手に説明するときは、なぜ、自分が糖質制限をやっているのか?みんなが否定するようなことを、なぜあえて行っているのかについて、まずは疑問を持ってもらうべきでしょう。
糖質制限のメリットを説明する
相手に疑問を持ってもらえたら、次は糖質制限のメリットを説明しましょう。
糖質制限にはいろいろなメリットがありますが、余裕があればその原理・理屈から説明すべきです。ただ、少し長くなるので、まずは具体的なメリットを項目ごとに説明してもいいかもしれません。
- 太っている人は痩せられる
- 痩せている人はほどよく筋肉がつく
- 病気になりにくくなる
- 食後に眠くならない
- 食材の本当の味がわかるようになる
- 虫歯になりにくくなる
また、デメリットがあることも事実ですので、それも説明したほうがいいでしょう。しかし、これらは工夫によりカバーできることも付け加えるべきです。
- 便秘になることがある
- 睡眠の質が下がることがある
- 食費がかかる
https://lowcarb.y-temp4.com/post-248/
https://lowcarb.y-temp4.com/post-205/
さいごに
糖質制限は現状、多くの人に知られた健康法とはいえず、まだまだ誤解も多いです。
しかし、多くの人が実践し、糖質制限を行う人が増えれば、病気になる人や体型を気にする人が減り、多くの人が幸せになれるはずです。
私はこれからも、糖質制限の良さをより多くの人に伝えていけるよう頑張っていこうと思います。