糖質制限で睡眠時間が減るってホント!? 睡眠不足への効果は?
糖質制限を始める後と前で変わることの1つに、睡眠の質があります。糖質制限を始めた後では、睡眠の質が上がって睡眠時間が減った!という人も大勢いるようです。
しかしながら、糖質制限を始めることによって睡眠の質が下がった!寝れなくなった!という人がいるのも事実です。自分はどちらかと言うと睡眠の質が下がったタイプでした。
では、なぜそういった差が出てくるのでしょうか?独自に調べてみましたので、参考にしてみてください。
糖質制限で睡眠の質が下がる理由
栄養不足
まず1つ原因として上げられるのが、糖質制限を始めることによる栄養不足です。ある特定の食材だけ(豆腐だけとか)摂っていると、栄養不足になってしまいます。特に、カリウムの不足が原因で睡眠障害になる方も多いようです。
カリウムは不足すると体の電気信号が上手く動かなくなるため、脳が上手く指示を出せないなど悪影響が出てしまう恐れがあります。
これに対処するためには、カリウムを摂取する必要があります。カリウムが多く含まれる食材はバナナなのですが、バナナは糖質が多く含まれるため糖質制限をしている人が食べるべきではありませんよね。
そこで、私はアボガドをオススメします。アボガドはカリウムが多く含まれる上に、他の栄養素も高く、また糖質がほとんと含まれていません。
ストレスが原因
糖質制限が原因で、ストレスが溜まってしまうという人もいるようです。よほど炭水化物が好きで、好きなものが食べられないということが、ストレスの元となるようです。
ストレスが溜まると、脳が興奮状態になりますので、脳が休まりません。睡眠をとるためには大脳を休める必要があり、ストレスがかかって大脳が休まらないと睡眠がとれない、というわけですね。
しかし、炭水化物が原因のストレスは通常すぐに緩和されるはずです。なぜなら、炭水化物をやめた直後は炭水化物特有の依存性(食べたらまた食べたくなる)に悩まされていることがほとんどなので、それがなくなりさえすれば、ストレスを感じなくなる、と考えられるからです。
ですから、炭水化物が好きで好きでたまらない、という人で睡眠不足になってしまった方は、時間の経過とともに睡眠不足が緩和されていくはずです。
糖質制限で睡眠の質が上がる理由
では、逆に睡眠の質があがったケースを考えてみましょう。
肥満が緩和されたことによる影響
人によっては、糖質制限により肥満が解消されると、脂肪が減るため、その影響で睡眠時無呼吸症候群が改善されることが考えられます。
脂肪が多いことが原因で呼吸がしにくくなっていたのが改善され、結果睡眠の質が上がった、というわけですね。
エネルギーをコントロールできる
糖質制限を始めると、炭水化物をあまりとらない、つまり糖質を摂取する量が減ります。夕食時にその炭水化物を摂りすぎると、体が糖質をもとにエネルギーを作りすぎてしまい、エネルギー過多になって眠れなくなる、ということがあるそうです。
しかし、糖質制限をしていれば、そういった状態にならずにすむため、体の活動がほどよく押さえられ、すぐに睡眠に入れるようです。
睡眠不足を緩和するためには?
ではここで、睡眠不足になっている方に向けて、どうすれば睡眠不足を緩和できるかを少しご紹介しようと思います。
食べるものの種類を増やす
糖質制限をしているからといって、「卵だけ食べる」「肉だけ食べる」といった生活をしていると、どうしても摂取できない栄養素があるので、あまりよくないと思います(そうしていた時期も私にはありますが・・・)。
というわけで、食べるものの種類を増やしましょう。確認ですが、糖質制限をしている時に食べられる基本的な食材は
- 卵
- 魚
- 肉
- 野菜
- チーズ
です。特に、栄養があまりとれていないな、ビタミン不足だな、と感じている人は野菜を多く摂るべきでしょう。先ほども触れましたが、アボガドが特におすすめです。
また、私はiHerbというサイトでサプリから栄養を摂るのもいい方法だと感じています。iHerb を詳しく知らない方は以下の記事から確認してみてください。
https://lowcarb.y-temp4.com/post-271/
グリシンを摂取する
グリシンという睡眠の質を高める調味料があります。これはアミノ酸の一種で、料理に使われることも多く、味は若干甘めです。
これを就寝前に摂取することによって、睡眠の質が上がった!という人も大勢いるようです。
また、グリシンは先ほど紹介した iHerb でも安価に購入できます。
https://jp.iherb.com/pr/Life-Extension-Glycine-1000-mg-100-Veggie-Caps/47810?rcode=HPL901
適度な運動をする
体を適度に動かすことは、睡眠の導入の改善や質の向上に役立ちます。
普段から全く体を動かさない方は、この機会に少しでも体を動かす習慣をつけることをおすすめします。