ブルーベリーといちごとレモンとオレンジとキウイとマスカットとりんごとバナナ

糖質制限をするときに、注意しなければならないのが「果物」です。

「えっ、果物も食べちゃダメなの?」という気もしますが、果物は果糖と呼ばれる糖が多く含まれているものもあるため、基本的に糖質制限をしているときは食べないほうが良いでしょう。

今回は、そんな果物について、実際どれくらいの糖が含まれているのか、よく食べるであろう果物をピックアップしながら見ていこうと思います。

果物に含まれる糖質量

では、さっそく主な果物に含まれる糖質量について見ていきましょう。それぞれ、100g あたりの糖質量です。

りんご

りんご

りんごの100gあたりの糖質量:13g

りんごは、100g あたり 13g 程度の糖質量があります。ちょっと多めですね。これは、りんごには果糖やブドウ糖、ショ糖、ソルビトールといった糖質が含まれることが原因です。

1個あたりの大きさを仮に 300g 程度とすると、1個まるまる食べると 40g 程度の糖質量となってしまいますので、注意が必要です。

食べるとしても、小さく切ったものを食べる程度に留めておいたほうが良さそうです。

みかん

みかん

みかんの100gあたりの糖質量:11g

みかんは、1個あたりの大きさが 100g 前後ですので、まるまる1個食べるとだいたい 11g の糖質を摂ることになります。やはり、少し多めと言えるでしょう。

ぶどう

ぶどう

ぶどうの100gあたりの糖質量:15g

巨峰やふつうの小さめのぶどうに関わらず、だいたい 100g あたりの糖質量は 15g です。巨峰であれば、1粒あたりの糖質量が 2g 程度と言えるでしょう。ちょっと多いですね。

桃

桃の100gあたりの糖質量:9g

個人的にですが、予想に反して桃の糖質量は比較的少なめです。ただ、桃は缶詰など、加工されていることも多いはずです。加工されている食材は、その分糖質量が多くなるので注意が必要です。もし食べるとしても、そのままの状態で食べることをおすすめします。

パイナップル

パイナップル

パイナップルの100gあたりの糖質量:11g

パイナップルも、決して糖質量が少ないとは言えない果物です。しかも、パイナップルも加工されていることが多く、缶詰だと 100g あたり 19g 程度の糖質量になりますので、気をつけたほうがいいでしょう。

バナナ

バナナ

バナナの100gあたりの糖質量:21g

バナナはかなり糖質量が多い果物です。バナナは一本あたり 150~200g 程度ありますので、まるまる一本食べると 31~42g 程度の糖質を摂ることになります。これは少し多すぎます。バナナを食べるときは、少し切ったものを食べるなど、注意したほうがいいでしょう。

イチゴ

イチゴ

イチゴの100gあたりの糖質量:5g

イチゴは糖質量が少なく、糖質制限をしている人にもおすすめな果物です。しかも、これは 100g あたりの糖質量ですので、イチゴを 1 パック食べるとなると別かもしれませんが、1,2 粒程度食べるのであれば 1~2g 程度にしかなりませんので、そこまで神経質に糖質量を気にする必要もなさそうです。

キウイ

キウイ

キウイの100gあたりの糖質量:11g

キウイもぼちぼち糖質が入っています。私の予想では、もう少し少ないかな?と期待していたのですが・・・。まぁ、かなり多い、というわけでもないですが。

まとめ

糖質制限をしているとき、果物に関して注意すべきことは以下のとおりです。

  • 果物は基本的に食べない
    • ただし、イチゴのように糖質が少ない例外もある
  • もし食べることがあっても少量、かつ加工品でないものにする
    • 缶詰などで食べない

ちょっと厳しい気もしますが、気を抜くとすぐに大量の糖質をとってしまうことになりがちですので、気をつけたほうがいいでしょう。